いずのおどりこ【伊豆の踊子】
川端康成の小説。大正15年(1926)発表。伊豆を旅する一高生と旅芸人の踊り子との淡い恋を描く。
五所平之助監督による映画の題名。正式には「恋の花咲く伊豆の踊子」。昭和8年(1933)公開。...
いせ‐おどり【伊勢踊(り)】
伊勢の神を諸国に伝える神送りの踊り。近世初期に起こり、たびたび流行。のちに伊勢音頭と交じりあった。
いせ‐おんど【伊勢音頭】
伊勢地方の木遣(きや)り歌から発生した民謡。土搗(どづ)き歌・祝儀歌・道中歌・踊り歌などの総称。近世の伊勢参宮の流行とともに全国に広まった。川崎音頭。
享保年間(1716〜1736)、伊勢の...
いちのじ‐てん【一の字点】
踊り字の一種「ゝ」「ゞ」「ヽ」「ヾ」のこと。 [補説]「ゝ」「ゞ」はひらがなを重ねる場合に、「ヽ」「ヾ」はカタカナを重ねる場合に用いる。
いちもんじ‐がさ【一文字笠】
1 江戸時代の編み笠の一。菅(すげ)または竹の皮で円形に編んで二つ折りにしたものが頂が一の文字のように平らになる。踊りなどに用いた。 2 平たい円板状の編み笠。武士が旅行や行列の際に用いた。殿中...
いな‐ぶし【伊那節】
長野県伊那地方の民謡。祝儀歌・盆踊り歌としてうたわれ、古くは御嶽山(おんたけさん)節といわれた。「天竜下ればしぶきに濡れる」は大正5年(1916)の新作歌詞。
いやさか‐おんど【弥栄音頭】
民謡。北海道北西部沿岸地方のニシン漁でうたわれた労働歌。また、盆踊り歌。「はあ、いやさかさっさ」と囃(はや)すところからきた名称。
いよ‐まんざい【伊予万歳】
民俗芸能の一。愛媛県中部を中心に行われる祝福芸。太夫・才蔵・次郎松に三味線・太鼓の囃子(はやし)がつき、踊り子が出る。扇を多数使って老松を表す「松づくし」や、「お染久松」「忠臣蔵」などの寸劇も演...
いり‐は【入端】
1 能で、舞いながら退場すること。また、1曲の終末部分。 2 舞踊的な芸能で、退場するときの踊り・歌・音楽などを演じる部分。登場のときをさしていうこともある。⇔出端(では)。
ウオー‐クライ【war cry】
1 鬨(とき)の声。喊声(かんせい)。 2 ラグビーで、試合前にチーム全員が気勢をあげるために行う、鬨(とき)の声と踊り。オールブラックス(ニュージーランド代表チーム)が行うハカなど。 [補説]...