なにわ‐おどり【浪速踊(り)/浪花踊(り)】
大阪曽根崎新地の芸妓の舞踊会。毎年3月15日から10日間行われる。明治15年(1882)創始。かつては新町の浪速踊りもあった。《季 春》「—見つつはあれど旅疲れ/風生」
にほん‐ぶよう【日本舞踊】
歌詞を伴う三味線などを伴奏とした日本の伝統的舞踊。狭義には歌舞伎舞踊をさす。日舞。
にわか‐おどり【俄踊(り)】
1 その場で即興的に演じるこっけいな踊り。 2 俄狂言の中でおどる踊り。
ねり‐おどり【練(り)踊(り)/邌り踊(り)】
人々が踊りながら列になって進むこと。また、その踊り。
ねんぶつ‐おどり【念仏踊(り)】
太鼓・鉦(かね)などを打ち鳴らし、節をつけて念仏や和讃(わさん)を唱えながら踊ること。また、その踊り。空也上人が始め、鎌倉時代に一遍上人によって広められたものという。のち芸能化して、近世初期には...
はだか‐おどり【裸踊(り)】
裸でおどる踊り。
はちがつ‐おどり【八月踊(り)】
奄美群島・沖縄本島などで、陰暦8月に行われる民俗舞踊。老若男女が広場で輪になって歌をかけ合いながら踊る。
はなぞの‐おどり【花園踊(り)】
京都花園で、盂蘭盆(うらぼん)に少女らが灯籠を頭に載せ、笛・太鼓に合わせて踊った念仏踊り。江戸時代に盛んであった。
ばか‐おどり【馬鹿踊(り)】
型にとらわれず、むやみにはね回って踊ること。また、馬鹿ばやしに合わせて踊るこっけいな踊り。馬鹿舞。
ぶ‐よう【舞踊】
音楽に合わせて身体をリズミカルに動かし、感情や意志を表現する芸能。舞踏。ダンス。→舞(まい) →踊り