矮人(わいじん)の観場(かんじょう)
《「唐音癸籤」六から。丈の低い人が丈の高い人の後ろで芝居を見物し、舞台が見えないまま、前の人の批評を聞いてそれに同調する意》自分自身の意見を持たず、無定見に人の意見に従うことのたとえ。矮子(わい...
ワイファイ‐アライアンス【Wi-Fiアライアンス】
《Wi-Fi Alliance》無線LANについての業界団体。IEEE(米国電気電子学会)が策定したIEEE 802.11シリーズの規格に対応する製品の普及促進や、相互接続性の検証を行う。199...
わおん‐りょうほう【和温療法】
心不全・閉塞性動脈硬化症などに効果があるとされる、温熱療法の一種。セ氏60度の低温サウナで全身を均等に保温し、深部体温を約1.0〜1.2度上昇させた後、30分間安静にしながら保温する。鹿児島大学...
わか【若】
《形容詞「若い」の語幹から》 1 少年。「—に似合ひたる職なり」〈申楽談儀〉 2 若君。若子。主に身分の高い家の幼い男児をいう。「今ははや二人の—をぞ儲(まう)けける」〈浄・出世景清〉 3 (他...
わかい【和解】
志賀直哉の中編小説。大正6年(1917)10月、「黒潮」誌に発表。翌年刊行の作品集「夜の光」に収録。著者自身とその父親との、不和と和解を描いた私小説。
わかいしじんのしょうぞう【若い詩人の肖像】
伊藤整による長編小説。自身の青春時代を題材とする自伝的作品。雑誌「中央公論」に連載ののち、昭和31年(1956)に刊行。
わかい‐つばめ【若い燕】
年上の女性の愛人になっている若い男。 [補説]奥村博史が平塚らいてうに送った手紙の中で、年下の自分自身を「若い燕」と書いたところからという。
わかかえ【若かへ】
《「若きうえ」の音変化か》若い時。若いころ。「射(い)ゆ鹿(しし)をつなぐ川辺のにこ草の身の—にさ寝し児らはも」〈万・三八七四〉
わか‐がえ・る【若返る】
[動ラ五(四)] 1 若さを取りもどす。心身が若々しい状態・気分になる。「若い人たちに囲まれて気持ちが—・る」 2 メンバーが以前より平均的に若くなる。また、古びたものが新しくなる。「新人の加入...
わかきげいじゅつかのしょうぞう【若き芸術家の肖像】
《原題A Portrait of the Artist as a Young Man》ジョイスの小説。1916年刊。著者自身を思わせる主人公スティーブン=ディーダラスの、幼年期から文学を志す青年...