はい【輩】
[常用漢字] [音]ハイ(漢) [訓]ともがら やから ばら 1 同列の仲間。ともがら。「軽輩・後輩・弱輩・先輩・徒輩・奴輩・同輩・年輩・朋輩(ほうばい)・末輩・老輩」 2 列をなして続々と起こ...
ばら【輩/原/儕】
[接尾]人を表す語に付いて、複数の意を表す。「殿—」「奴—」「法師—の二、三人物語しつつ」〈源・夕顔〉 [補説]「殿ばら」などを除けば、多く同輩以下に対して、敬意を欠いた場合の表現として用いられる。
ほう‐ばい【朋輩/傍輩】
同じ主人に仕えたり、同じ先生についたりしている仲間。また、同じくらいの身分・年齢の友。同輩。「犬も—鷹(たか)も—」 [補説]「朋」は当て字。
まっ‐ぱい【末輩】
仲間の末に連なる者。地位・技量などの劣った者。末派。
みや‐ばら【宮輩/宮儕】
宮といわれるかたがた。親王または内親王のかたがた。「女院、—などの屋あまたあるに」〈能因本枕・一七六〉
や‐から【族/輩】
1 (族)同じ血筋の人々。一家一門。眷属。一族。うから。「医は黙し、—は眉をひそめ、自己は旦夕に死を待ちぬ」〈蘆花・不如帰〉 2 (輩)同類の者たち。仲間。連中。ともがら。特に、よくない連中。「...
よ‐はい【余輩/予輩】
[代]一人称の人代名詞。わたし。また、われわれ。「此度—の故郷中津に学校を開くに付」〈福沢・学問のすゝめ〉
りゅう‐はい【流輩】
同じ仲間。同輩。
りょう‐はい【僚輩】
同僚の人々。僚友。
ろう‐はい【老輩】
年をとった人々。老人たち。また、老人がみずからをへりくだっていう語。