いち‐げつ【一月】
1 1か月。ひとつき。 2 いちがつ。正月。 3 一輪の月。「数星あひつらなるといへども、—にしかず」〈曽我・一〇〉
いち‐だ【一朶】
1 花のひと枝。また、一輪の花。「—の桜」「—の白百合(しらゆり)」 2 ひと群れ。ひとかたまり。「—の雲」
いちねん‐ごひゃくしょう【一念五百生】
仏語。ただ一度妄想を心に抱いただけで、五百回も生死を重ねる輪廻(りんね)の報いを受けること。
いち‐りん【一輪】
1 開いた一つの花。「梅—」 2 一つの車輪。 3 満月。「—満てる清光の影」〈謡・姨捨〉
いちりん‐ざし【一輪挿(し)】
一輪か二輪の花を生ける小さな花瓶。
いちりん‐しゃ【一輪車】
手押し車や自転車などで、車輪が1個だけの車。
いちろく‐づくり【一六作り】
菊の花の仕立て方で、中央に一輪、周囲に六輪の花を咲かせるもの。中菊と丁字菊(ちょうじぎく)を交互にまぜて植える。
いっ‐か【一花】
1 一つの花。一輪。 2 ほんのわずかの間。いっとき。一過。「—浮気の沙汰にして」〈浮・禁短気・三〉
いっ‐かん【一環】
1 鎖などの一つの輪。 2 互いに密接な関係をもつものの一部分。全体の一部分。「記念行事の—として」
いってん‐こう【一点紅】
《王安石「咏柘榴詩」から》 1 青葉の中に咲いている一輪の紅い花。 2 ザクロの花。 3 多くの男性にまじる、ただ一人の女性。紅一点。