すえ‐へ【末辺/末方】
1 物の先の方。「(竹ノ)本へをば琴に作り—をば笛に作り」〈継体紀・歌謡〉 2 山の頂の方。「三諸(みもろ)は人の守(も)る山本辺にはあしび花咲き—には椿(つばき)花咲く」〈万・三二二二〉
す‐てっぺん【素天辺】
《「す」は接頭語》 1 物のいちばん高い所。「山の—」 2 最初。まっさき。のっけ。「鍋いかけ—からたばこにし」〈柳多留・初〉
そく‐え【退く方/退く辺】
「そきえ」に同じ。「天雲の—の極(きはみ)」〈万・四二〇〉
そく‐へん【側辺】
かたわら。へり。側面。
その‐へん【其の辺】
1 そのあたり。その近く。「—を散歩してこよう」 2 その程度。それくらい。「—でやめたほうがいい」 3 そういった方面のこと。そういう点。「—の事情がわからない」
たい‐へん【対辺】
三角形で、一つの内角と向かい合った辺。また四角形で、向かい合った辺どうし。
たなべ【田辺】
和歌山県南部の市。熊野参詣の交通の要地として、紀州藩家老安藤氏の城下町を中心に発展。田辺湾北側の天神崎は日本のナショナルトラスト運動の先駆として知られる。平成17年(2005)5月、龍神村、中辺...
たなべ【田辺】
京都府南部、綴喜(つづき)郡にあった旧町名。平成9年(1997)市制施行して京田辺市となった。
たなべ【田辺】
姓氏の一。 [補説]「田辺」姓の人物田辺聖子(たなべせいこ)田辺元(たなべはじめ)田辺尚雄(たなべひさお)田辺宗英(たなべむねひで)
たん‐ぺん【短辺】
長方形の、短いほうの辺。⇔長辺。