イシュケル‐こ【イシュケル湖】
《Lac Ichkeul》チュニジア北部、地中海沿いの汽水湖。首都チュニスの北西約70キロメートルに位置する。周辺に広がる湿地帯とともにイシュケル国立公園に指定され、1980年、世界遺産(自然遺...
イシュケル‐こくりつこうえん【イシュケル国立公園】
《Parc national de l'Ichkeul》チュニジア北部の国立公園。地中海沿いの汽水湖であるイシュケル湖とその周辺に広がる湿地帯が含まれる。長らくフサイン朝の狩猟地だったために手つ...
いしんぜんやのぶんがく【維新前夜の文学】
杉浦明平による文芸評論。昭和42年(1967)刊。本居宣長、渡辺崋山、山片蟠桃といった江戸時代の思想家や、戯作(げさく)・和歌・漂流記など幅広いジャンルの作品を取り上げ、明治維新前夜の日本文学を...
イスタクシワトル‐さん【イスタクシワトル山】
《Volcán Iztacihuatl》メキシコ中部にある火山。首都メキシコシティーの南東約60キロメートル、メキシコ州とプエブラ州の州境に位置する。標高5286メートル。同国第3の高峰。ナワト...
何処(いずこ)をはかと
《「はか」は目標の意》どこを目あてとして。「上りけむ野辺は煙もなかりけむ—尋ねてか見し」〈更級〉
いせ‐の‐はまおぎ【伊勢の浜荻】
1 伊勢の浜辺に生えている荻。「あたら夜を—折り敷きて妹(いも)恋ひしらに見つる月かな」〈千載・羇旅〉 2 《伊勢では「はまおぎ」とよぶところから》葦(あし)のこと。「—名を変へて、よしといふも...
いせ‐ふう【伊勢風】
俳諧の一派。蕉門の岩田涼菟(いわたりょうと)・中川乙由(なかがわおつゆう)を中心とし、伊勢周辺に勢力があった。初めは卑俗であったが、のち正風にかえり、天明俳諧の先駆となった。伊勢派。伊勢流。
いそ‐あそび【磯遊び】
磯に出て遊ぶこと。特に、3月3日の節句前後の大潮のころに、海辺に出て潮干狩りや飲食をして一日を過ごす行事。磯祭り。浜下(はまお)り。《季 春》
いそ‐がい【磯貝】
1 磯辺に打ち上げられた貝殻。特に、二枚貝が一片となって磯辺にあるもの。 2 アワビの別名。 3 スズメガイの別名。
いそ‐がく・る【磯隠る】
[動ラ四]海辺の岩の陰に隠れる。「見渡せば近きものから—・りかがよふ珠(たま)を取らずは止(や)まじ」〈万・九五一〉 [動ラ下二]に同じ。「うらめしや沖つ玉藻(たまも)を潜(かづ)くまで—...