つじ【旋毛/辻】
《「つむじ(旋毛)」の音変化》 1 「つむじ」に同じ。「二つばかりの子の、鼻垂れて、頭の—ゆがうで」〈浮・諸艶大鑑・二〉 2 いただき。てっぺん。「—のぬけたる葛笠(つづらがさ)を被(かづ)き」...
つじ【辻】
《「つむじ(辻)」の音変化》 1 道路が十字形に交わる所。四つ辻。十字路。 2 人が往来する道筋。街頭。 3 「辻総(つじぶさ)」の略。 [補説]「辻」は国字。
つじ【辻】
姓氏の一。 [補説]「辻」姓の人物辻一弘(つじかずひろ)辻邦生(つじくにお)辻静雄(つじしずお)辻潤(つじじゅん)辻善之助(つじぜんのすけ)辻直四郎(つじなおしろう)辻仁成(つじひとなり)辻亮一...
つじ‐あきない【辻商い】
道ばたに商品を並べ、または小さな店を張って商売すること。また、その人。大道店。大道商い。つじうり。
つじ‐あんどん【辻行灯】
江戸時代、辻番所の前に備えてあった台付きの行灯(あんどん)。つじあんどう。
つじ‐うら【辻占】
1 黄楊(つげ)の櫛(くし)を持ち、道の辻に立って、最初に通る人の言葉を聞き吉凶を判断する占い。道占。道行き占。 2 偶然出あった物事を手がかりとして吉凶を判断すること。「—がよい」 3 吉凶を...
つじうら‐うり【辻占売り】
夜、遊里などで辻占3を売ってあるく人。
つじうら‐せんべい【辻占煎餅】
辻占を中に挟み込んだ巻き煎餅。
つじ‐うり【辻売り】
「辻商い」に同じ。
つじ‐おどり【辻踊(り)】
辻に集まって踊ること。また、その踊り。盆踊りなど。