はく‐や【白夜】
高緯度地方で、夏、太陽が地平線近くに沈んでいるために薄明が長時間続く現象。びゃくや。《季 夏》「街灯のひとり灯(とも)れる—かな/万太郎」→極夜
はこね‐うつぎ【箱根空木】
スイカズラ科の落葉低木。海岸近くに自生。葉は対生し、広楕円形でつやがある。5、6月ごろ、漏斗状で先が五つに裂けている花を多数つけ、色は白から紅色に変わる。《季 夏》
はし‐い【端居】
[名](スル)家の端近くに出ていること。特に、夏、風通しのよい縁側などに出ていること。《季 夏》「椽(えん)に—して」〈漱石・一夜〉
はしょく‐だい【波食台】
波食によって生じた海面近くの平坦な海底。波食棚。
はだか‐いわし【裸鰯】
1 ハダカイワシ科の海水魚。全長約15センチ。全体に黒褐色。本州中部から南の太平洋沿岸に産し、練り製品の原料。 2 ハダカイワシ目ハダカイワシ科の海水魚の総称。全長約10センチのものが多い。カタ...
ハダル【Hadar】
ケンタウルス座のβ(ベータ)星。明るさは0.6等で、距離392光年。光度変化が小さい脈動変光星。6月上旬の午後8時頃に南中し、日本では沖縄以南から南の地平線近くに見られる。ベータケンタウリ。アゲナ。
はちじょう‐な【八丈菜】
キク科の多年草。中部地方以北の海岸の近くに自生。高さ約60センチ。葉は長楕円形。8〜10月ごろ、黄色い頭状花をつける。
はちだ‐あみ【八田網】
敷き網の一。浅い袋状の網を2艘(そう)の船で海底近くに敷き広げ、魚が網の上に来たときに引き上げる。イワシ漁などに使われた。
ハッサケ【Hassake】
シリア北東部の都市。イラク、およびトルコとの国境に近く、ハブール川の支流ジャグジャグ川沿いに位置する。クルド人が多く居住する。農業が盛ん。ハサカ。
はつ‐ひ【初日】
元旦の朝日。初日の出。《季 新年》「空近くあまりまばゆき—かな/子規」