こっ‐こく【刻刻】
[名]時の流れのひと区切りひと区切り。「時々—を大切に生きる」 [副]時間を追って。時間がたつのにつれて。「—と近づく」「凶猛な勇気が、—に力を増して来た」〈芥川・偸盗〉
小鼻(こばな)が落(お)・ちる
病人が衰弱して死に近づくとき、小鼻の肉がそげ細るのをいう。「平吉の顔は…—・ちて、脣(くちびる)の色が変って」〈芥川・ひょっとこ〉
こわ・い【怖い/恐い】
[形][文]こは・し[ク]《「強(こわ)い」と同語源》 1 それに近づくと危害を加えられそうで不安である。自分にとってよくないことが起こりそうで、近づきたくない。「夜道が—・い」「地震が—・い」...
ごご‐はちはち【五五八八】
月初めの3・4・5の3日間の、昼の五つ時(午前8時ごろ)・夜の五つ時(午後8時ごろ)・夜の八つ時(午前2時ごろ)・昼の八つ時(午後2時ごろ)の4刻。陰陽道(おんようどう)の説で、この時刻に人が死...
さい‐は【砕波】
沖合からの波が岸に近づく際に起こる現象。水深が浅くなるにつれて波長が縮むと同時に波高が増し、やがて波形が不安定となって前方にくずれ落ちる。
さし‐つま・る【差し詰まる】
[動ラ四] 1 困った状況におちいって窮する。窮迫する。「この詞(ことば)に兄弟—・ったる気を開き」〈浄・会稽山〉 2 その時期、その場に近づく。差し迫る。「それぞれの家業外(ほか)になりゆき、...
さ・る【去る】
[動ラ五(四)] 1 《本来は移動する意で、古くは、遠ざかる意にも近づく意にもいう》 ㋐ある場所から離れる。そこを離れてどこかへ行ってしまう。遠ざかる。「故郷を—・る」「この世を—・る」「片時も...
さわ‐だ・つ【騒立つ】
[動タ五(四)]《「ざわだつ」とも》騒がしくなる。騒ぎはじめる。「瀑布に近づく水流の—・つように」〈蘆花・思出の記〉
ししまっしょう‐ゆうい【四肢末梢優位】
神経の障害などの症状が、主に手足の末端付近に強く表れ、胴体部位に近づくにつれて弱くなっている状態。広範囲で末梢神経が侵された場合などに生じる感覚障害の表れ方で、左右対称性を伴うことが多い。触覚・...
しじ‐せん【支持線】
株価や為替相場などの推移を示すチャートで過去の下値を結んだ線。価格がこの線に近づくと底を打ち反発に転じると予想される。価格がこの線を超えて下落することをブレークダウンという。下値支持線。サポート...