てい‐そう【丁壮】
働き盛りの男性。壮丁。「—は奴隷となり、老弱は飢餓に迷う」〈田口・日本開化小史〉
て◦まし
［連語］《完了の助動詞「つ」の未然形＋推量の助動詞「まし」》 １ 事実に反することを、不満や後悔の思いで想像する意を表す。…すればよかっただろうのに。「昼ならましかば、覗(のぞ)きて見たてまつり...
とつ‐おいつ
［副］(スル)《「取りつ置きつ」の音変化。手に取ったり下に置いたりの意》考えが定まらず、あれこれと思い迷うさま。「将来のことを—考える」
と‐まどい【戸惑い】
１ 手段や方法がわからなくてどうしたらよいか迷うこと。「—を感じる」「—の表情を見せる」 ２ 入る家や部屋、進む方向などがわからなくてこまること。「博覧会の門口で—でもすると極まりが悪い」〈総生...
どれ【何れ】
［代］不定称の指示代名詞。 １ 限定されたものの中から選び出すものをさす。どのこと。どのもの。「テーマを—にしようか迷う」「—でも好きなのを選びなさい」 ２ 不明・不特定の場所をさす。どこ。「...
なか【中】
１ 空間的に仕切られた物の内側。内部。「建物の—に入る」「部屋の—が丸見えだ」 ２ 中央。まんなか。「込み合いますから—へお詰め下さい」 ３ 二つの物事のあいだ。中間。また、中庸。「ハムを—に挟...
にげ‐まど・う【逃（げ）惑う】
［動ワ五（ハ四）］どこへ逃げたらよいかわからず、うろうろする。逃げ迷う。「砲火の下を—・う」
二(に)の足(あし)を踏(ふ)・む
一歩目は進みながら、二歩目はためらって足踏みする。思い切れずに迷う。ためらう。しりごみする。「正札を見て—・む」
盗人(ぬすびと)を捕(と)らえて見(み)れば我(わ)が子(こ)なり
事が意外で、どうしてよいかその処置に迷うことのたとえ。また、親しい間柄でも気を許せないたとえにいう。
のぼ・せる【逆上せる】
［動サ下一］［文］のぼ・す［サ下二］ １ 血が頭へのぼって、ぼうっとなる。上気する。「長湯で—・せる」「暑さで—・せる」 ２ 興奮して理性を失う。血迷う。逆上する。「—・せて前後の見境がなくなる...
