しょう‐せき【蹤跡】
[名](スル) 1 事が行われたあと。事跡。踪跡(そうせき)。 2 あとを追うこと。追跡。また、行方。踪跡。「その党の出没進退、甚だ密にして、—しがたく」〈中村訳・西国立志編〉
しらぬい‐かい【不知火海】
八代(やつしろ)海の別称。 土本典昭監督による長編ドキュメンタリー映画の題名。昭和50年(1975)公開。水銀に汚染された水俣の海で漁を続ける漁師たち、病に苦しむ水俣病患者たちの姿を追う。
白黒(しろくろ)にな・る
入り乱れる。混乱する。「—・って追うつまくっつ」〈狂言記拾遺・双六僧〉
スノビズム【snobbism】
紳士・教養人を気どったきざな俗物的態度。また、流行を追う俗物根性。
そ
[感] 1 馬を追うときの声。「左奈都良(さなつら)の岡に粟(あは)蒔(ま)きかなしきが駒は食(た)ぐとも我(わ)は—ともはじ」〈万・三四五一〉 2 相手の注意を引く声。「あとも—とも言はば、一...
たほい‐や【たほい屋】
1 静岡県などで、イノシシなどを追うための番小屋。やらい小屋。 2 国語辞典を用いたゲーム。数人の参加者から親を決め、親は辞典の見出しから1語、お題を提示する。子らはその語の偽語釈を自分なりに案...
近火(ちかび)で手(て)を焙(あぶ)る
手近なもので間に合わせることのたとえ。また、目先の小利を追うことのたとえ。
ちく【逐】
[常用漢字] [音]チク(漢) [訓]おう 1 後を追う。追い払う。「逐鹿(ちくろく)/角逐・駆逐・放逐」 2 順を追って進む。「逐一・逐次・逐条・逐年・逐語訳」
ちく‐でん【逐電】
[名](スル)《古くは「ちくてん」とも。いなずまを追う意》敏速に行動すること。特に、すばやく逃げて行方をくらますこと。「公金を横領して—する」
ちのこんれい【血の婚礼】
《原題、(スペイン)Bodas de sangre》ガルシア=ロルカの戯曲。1933年初演。結婚式の後、花嫁と逃げた従兄と彼らを追う花婿が迎える悲劇を描く。全3幕。「イェルマ」「ベルナルダ=アル...