たい‐ぐん【退軍】
軍勢をまとめ、その陣地から退くこと。退陣。「—殊に整然として」〈竜渓・経国美談〉
たい‐しん【退身】
[名](スル)ある事柄から身を引くこと。特に、官職を退くこと。致仕(ちし)。「—の取做し頼むの外、予も別に思案はないわえ」〈逍遥・桐一葉〉
たち‐のき【立(ち)退き】
立ち退くこと。特に、住まいを明け渡してよそへ移ること。「区画整理で—を迫られる」
だいいっ‐せん【第一線】
1 戦場で、いちばん敵に近い戦線。最前線。 2 ある方面の、最も活発で中心となる位置。「音楽界の—で活躍する」「—を退く」
ち‐し【致仕/致事】
[名](スル)《「ちじ」とも》 1 官職を退くこと。また、退官して隠居すること。 2 《古く、中国で、70歳になると退官を許されたところから》70歳の異称。
つい‐じょう【追躡】
[名](スル)あとから追うこと。追跡。「退く敵を—して、之を悩さしめんとせしも」〈竜渓・経国美談〉
てっ・する【撤する】
[動サ変][文]てっ・す[サ変]取り除く。引き払う。「陣を—・して退く」
てっ‐たい【撤退】
[名](スル)軍隊などが、陣地や拠点を引き払って退くこと。「海外市場から—する」
手(て)を引(ひ)・く
1 手を取って導く。「幼児の—・く」 2 続いていた関係を断ち切るなどして退く。「会社経営から—・く」
とび‐さ・る【飛(び)去る】
[動ラ五(四)] 1 飛んでそこを去る。「春になって白鳥が—・る」 2 急に身をかわして退く。とびのく。「とっさに横へ—・る」