ごいん‐そうつう【五音相通】
昔の音韻学の用語。悉曇(しったん)学の影響を受け、国語の音韻変化を説明するために、五十音図の同じ行の音は互いに通用するという考え。「スメラギ」と「スメロギ」、「イヲ」と「ウヲ」の類。現在ではそれ...
ごじょう‐どおり【五条通り】
京都市中央部を東西に通じる道路。東山区西大谷門前から天神川に至る。平安京では六条坊門大路の位置にあたり、豊臣秀吉が五条大橋をこの通りに移してからの称。平安京の五条大路は現在の松原通りにあたる。
さかい‐だんつう【堺段通】
江戸末期、堺付近で産した段通。糸物商藤本荘左衛門が中国の段通をまねて始めた。
さ‐つう【茶通/茶桶】
茶の湯で、薄茶を入れる器。円筒形でふたが浅く、多くは漆器。ちゃおけ。
さんじょう‐どおり【三条通り】
京都市中央部を東西に通じる道路。上京区西大路三条から東山区蹴上(けあげ)に至る。平安京の三条大路にほぼあたる。
しじょう‐どおり【四条通り】
京都市中央部を東西に通じる道路。東大路八坂神社前から西大路・桂川を経て松尾神社前に至る。平安京の四条大路にあたる。
しちじょう‐どおり【七条通り】
京都市中央部を東西に通じる道路。京都駅の北側を通り、平安京の七条大路にあたる。
しつう【史通】
中国、唐代の史論書。20巻。劉知幾(りゅうちき)著。710年成立。内編・外編に分かれ、内編では史書の体裁を、外編では史書の起源、古人の史書の得失を論じている。
し‐つう【四通】
[名](スル)交通網・通信網などが四方に通じていること。四達。「運河の—する水の都」
し‐つう【私通】
[名](スル)肉体関係をもつことが許されない二人が、ひそかに関係すること。密通。