あけび【通草/木通】
アケビ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山野に生え、葉は長楕円形の小葉が5枚手のひら状につく複葉。春、淡紫色の雄花と雌花とが咲く。秋、長楕円形で淡紫色の実がなり、熟すと裂け、果肉は甘く食べられる。...
あり‐どおし【蟻通/虎刺】
アカネ科の常緑小低木。山地の樹陰に生え、高さ30〜60センチ。細い枝が変化した1〜2センチの針が多数ある。初夏、白い漏斗(ろうと)状の花をつける。実は丸く、赤く熟す。 [補説]曲名別項。→蟻通
ありどおし【蟻通】
謡曲。四番目・準脇能物。世阿弥作で、貫之(つらゆき)集などに取材。紀貫之が蟻通明神を乗馬のまま通行して神の怒りに触れるが、和歌の徳により許される。
いちじょう‐どおり【一条通り】
京都市上京区を東西に走る道路。京都御所西方、中立売(なかだちうり)通り北側の小路。平安京の一条大路にあたる。
いちもん‐ふつう【一文不通】
「一文不知」に同じ。
かんつう【姦通】
[共通する意味] ★男女がひそかに配偶者や恋人以外の異性と肉体関係を持つこと。[英] adultery[使い方]〔不倫〕(名・形動)スル▽夫の友人と不倫の関係をもった〔密通〕スル▽若い女と密通す...
きょうつう【共通】
[共通する意味] ★複数の事物が、完全に同一ではないものの、かなり似通っていること。[使い方]〔類似〕スル▽類似の苦情が多い▽類似品〔共通〕(名・形動)スル▽この引き換え券は全国共通で使える▽各...
しつう【私通】
[共通する意味] ★男女がひそかに配偶者や恋人以外の異性と肉体関係を持つこと。[英] adultery[使い方]〔不倫〕(名・形動)スル▽夫の友人と不倫の関係をもった〔密通〕スル▽若い女と密通す...
しょくつう【食通】
[共通する意味] ★料理の味や知識に通じていること。また、その人。特に、うまい料理を出す店を知っている人をいうこともある。[英] gourmet[使い方]〔食通〕(名・形動)▽彼はなかなかの食通...
ちょくつう【直通】
[共通する意味] ★目的地までまっすぐ行くこと。[英] to go direct[使い方]〔直行〕スル▽会場に直行する▽ワシントンへの直行便〔直通〕スル▽直通のバス▽直通電話[使い分け]【1】「...
いのうえ‐つう【井上通】
[1659〜1738]江戸中期の女流歌人。讃岐の人。丸亀藩主の母に仕え、雨森芳洲らと交わった。著「帰家日記」など。井上通女。
おおくぼ‐としみち【大久保利通】
[1830〜1878]政治家。薩摩(さつま)藩出身。討幕派の中心人物で、薩長同盟の推進者。版籍奉還・廃藩置県を敢行し、西郷隆盛らの征韓論に反対。参議・大蔵卿(おおくらきょう)・内務卿を歴任、明治...
おの‐の‐おつう【小野お通】
安土桃山時代の女性。織田信長や豊臣秀吉・秀次らに仕えたという。音曲・書画にすぐれ、浄瑠璃「十二段草子」の作者と伝えられるが、現在では否定されている。生没年未詳。
しゅく‐そんつう【叔孫通】
中国、前漢の儒者。号、稷嗣君。薛(せつ)(山東省)の人。高祖・恵帝に仕え、漢の諸儀法を制定。武帝のときの儒教国教化の基礎をつくった。生没年未詳。
ふじわら‐の‐かねみち【藤原兼通】
[925〜977]平安中期の公卿。師輔(もろすけ)の二男。長兄伊尹(これただ)の病死後、弟の兼家と関白職を争い、関白・太政大臣となった。