ちそう‐じく【遅相軸】
複屈折を起こす結晶内を光が伝播するとき、位相が遅れ光の進行速度が遅い結晶軸。→速相軸
ち‐そく【遅速】
遅いことと、速いこと。遅いか速いかの度合い。「—を競う」
ち‐たい【遅怠】
なまけて、物事がおくれること。
ち‐たい【遅滞】
[名](スル) 1 物事の進行がとどこおること。予定どおりに進まないで、期日などにおくれること。「業務が—する」「—なく前進する」 2 債務者が債務の履行期になっても履行せず(履行遅滞)、また、...
ちたい‐いでん【遅滞遺伝】
遺伝子が卵細胞の細胞質で発現し、形質が子に伝わること。母性遺伝の一。オナジマイマイやモノアラガイの巻き方、カイコの卵の色などが遅滞遺伝として知られる。雑種第一代(F1)の形質は母親の遺伝型によっ...
ちたい‐はすい【遅滞破水】
分娩(ぶんべん)時に、子宮口が完全に開いても、卵膜が破れずに破水が起こらないこと。遅延破水。
ち‐たつ【遅達】
[名](スル)通達・配達が遅れること。
ち‐ち【遅遅】
[名](スル) おくれること。とどこおること。「今更—する事かはと辞(ことば)鋭く議せらるれども」〈条野有人・近世紀聞〉
[ト・タル][文][形動タリ] 1 物事の進行がおそいさま。ゆっくり...
ち‐どく【遅読】
(本を)じっくりと時間をかけて読むこと。⇔速読。
ち‐どん【遅鈍】
[名・形動]行動などがのろくて鈍いこと。また、そのさま。「—なる生活も」〈独歩・河霧〉