おさだ‐あらた【長田新】
[1887〜1961]教育学者。長野の生まれ。広島文理大学長。日本教育学会を創設。ペスタロッチ研究に業績を残す。被爆した広島の子供の手記「原爆の子」を編集し、平和運動に献身。著「ペスタロッチ伝」...
おさふね‐きろう【長船騏郎】
[1924〜2007]岡山の生まれ。日本学生野球協会の運営に携わり、明治神宮野球大会などの開催を手がけた。また、選抜高等学校野球大会の選考委員を務めるなど、学生野球の発展に尽力。全日本アマチュア...
おざわ‐の‐ふとうしき【小沢の不等式】
平成15年(2003)に日本の小沢正直が提唱した不確定性原理を修正する式。1927年にハイゼンベルクが提唱した不確定性原理の式は、Aqを測定による粒子の位置の誤差、Bpを位置の測定に伴う粒子の運...
おしおくり‐ぶね【押し送り船】
帆をあまり使わず、数人で櫓(ろ)をこいで進める船。特に、とれた魚類を魚市場に運んでいた早船。
おしかぶせ‐こうぞう【押し被せ構造】
著しい横倒しとなる横臥褶曲(おうがしゅうきょく)や、断層面が水平に近い衝上断層によって、遠くから運ばれてきた岩体が重なっている地質構造。アルプス山脈などにみられる。デッケン構造。
おしかわ‐きよし【押川清】
[1881〜1944]野球選手・球団社長。宮城の生まれ。春浪(しゅんろう)の弟。早大野球部で活躍。大正9年(1920)河野安通志(こうのあつし)らとともに日本初のプロ野球チーム、日本運動協会を創...
押(お)しが強(つよ)・い
自分の意思どおりに強引に事を運ぼうとする。転じて、あつかましい。「—・いところが頼もしい」
おし‐なが・す【押(し)流す】
[動サ五(四)] 1 水流の激しい勢いで物を運び去る。「濁流が家を—・す」 2 時勢や感情など、意のままにならない強い力が動かす。「激情に—・される」
おしひき‐ぶんぷ【押(し)引(き)分布】
地震計に記録された初動が、震源から外側に向かう動きを押し、震源へ向かう動きを引きとよび、地図上に観測点の押し・引きの分布を記入したもの。これにより震源での断層運動が推定できる。
おし‐ひろ・める【押(し)広める】
[動マ下一][文]おしひろ・む[マ下二] 1 広く行き渡らせる。普及させる。「運動を全国に—・める」 2 他に及ぼす。さらに範囲を広げる。押し広げる。「調査・研究を国際的に—・める」