ひふき‐だるま【火吹き達磨】
火鉢などの火を吹きおこすのに用いる道具。銅製などの小さい達磨形の容器で、水を入れて火のそばに置くと、熱せられて口から蒸気を吹いて火をおこす。
ひめじ‐がわ【姫路革】
姫路地方に産する革。質が非常に強く、剣道具や機械のベルト、また甲冑(かっちゅう)・鞍(くら)などに用いる。
ひゃく‐めんそう【百面相】
顔の表情をいろいろに変えること。また特に、手ぬぐいやつけひげなどの簡単な小道具を用いて、いろいろと顔つきを変えてみせる寄席芸。
ヒューマン‐スケール【human scale】
物の持ちやすさ、道具の使いやすさ、住宅の住みやすさなど、その物自体の大きさや人と空間との関係を、人間の身体や体の一部分の大きさを尺度にして考えること。人間の感覚や動きに適合した、適切な空間の規模...
ひょう‐ぐ【兵具】
甲冑(かっちゅう)・刀・槍・矢など、いくさに用いる道具。武具。へいぐ。
ひら‐もの【平物】
1 菊の園芸品種で、単弁の花びらが平らに開くものの総称。 2 能楽で、特に習い物でない、普通の曲。 3 邦楽で、特に秘曲や許し物でない、普通の曲。 4 演劇などの大道具のうち、切り出しのような平...
び‐だくおん【鼻濁音】
鼻音化した濁音。一般にガ行鼻濁音(ガ行鼻音)をいう。「かがみ(鏡)」「しらぎく(白菊)」「どうぐ(道具)」などの「が」「ぎ」「ぐ」の頭子音の類。音声記号は[ŋ]。→ガ行鼻音
びょうぶ‐おさえ【屏風押(さ)え】
屏風を広げて立てるとき、倒れるのを防ぐために使用する鉛製または陶製の道具。
びん‐さし【鬢差(し)】
江戸時代、女性が髪を結うとき、鬢の中に入れて、左右に張り出させるために用いた道具。鯨のひげ、針金などで弓のような形に作った。上方では鬢張りと称した。
びん‐だい【鬢台】
鬢道具をのせておく台。