しせい‐せんじゅく【雌性先熟】
雌雄同体の動物で、卵巣などが先に発達・成熟すること。種子植物では、個々の花において、雌しべまたは雌花が先に成熟し、のちに雄しべまたは雄花が成熟することをさす。→雄性先熟
しせい‐ホルモン【雌性ホルモン】
雌の特徴を発達させ、卵などの形成を促すホルモン。脊椎動物では卵巣から分泌され、発情ホルモン・黄体ホルモンがある。エストロゲン。女性ホルモン。
死(し)せる孔明(こうめい)生(い)ける仲達(ちゅうたつ)を走(はし)らす
《「蜀志」諸葛亮伝・注から》中国の三国時代、蜀(しょく)の諸葛孔明(しょかつこうめい)が魏の司馬仲達と五丈原で対陣中に病死したため、軍をまとめて帰ろうとした蜀軍を仲達はただちに追撃したが、蜀軍は...
しせん‐りょうり【四川料理】
中国の四川省一帯で発達した料理。麻婆(マーボ)豆腐・棒棒鶏(バンバンジー)など辛い味付けが特徴。→中国料理
しぜん‐べんしょうほう【自然弁証法】
自然の運動・発展を自然そのものにおける弁証法的過程としてとらえようとする立場。19世紀の自然科学の発達を背景に、マルクスとともにエンゲルスが提唱。自然は、量と質との相互転化、対立物の相互浸透、否...
しぜんろん【自然論】
《原題Nature》エマソンの評論。1836年発表。精神と自然との出会いを通じ真理へ到達しようとする「超絶主義」を説く。別邦題「自然」「自然について」。
し‐そう【詞宗】
詩や文章の達人。また、文人・学者の敬称。
しそうのうんめい【思想の運命】
林達夫の評論集。昭和14年(1939)刊行。
したし・い【親しい】
[形][文]した・し[シク] 1 互いに打ちとけて仲がよい。懇意だ。「家族ぐるみで—・くしている」「—・い友達」 2 血筋が近い。「—・い縁者」 3 いつも接していて、なじみ深い。「子供のころか...
した‐じた【下下】
1 身分の低い人々。また、役人でない、一般の人々。しもじも。 2 配下の人々。部下。奉公人。「—に微塵(みぢん)姿を見せ給はぬ娘達にも」〈浮・禁短気・三〉