とおの‐し【遠野市】
⇒遠野
とお‐の‐みかど【遠の朝廷】
都から遠く離れた地方にある政庁。陸奥(むつ)の鎮守府や諸国の国衙(こくが)などをさす。万葉集では大宰府や官家(朝鮮半島南部に置いた官府)についてもこの名称を使っている。
とおのものがたり【遠野物語】
民間伝承の記録書。柳田国男著。明治43年(1910)刊。岩手県遠野郷に伝わる説話・民間信仰・年中行事などについての佐々木喜善の話を書きつづったもの。
とお‐のり【遠乗り】
[名](スル)馬や車などに乗って、遠方へ出かけること。「自動車で—する」
とお‐ひがた【遠干潟】
遠くまで潮の引いた潟。〈日葡〉
とお‐び【遠火】
1 遠くでたく火。 2 物を火からはなして煮たり焼いたりすること。「魚を—で焼く」
とお‐ぼえ【遠吠え】
[名](スル) 1 犬や狼などが遠くで声を長く引いてほえること。また、その声。 2 自分より強い者に直接には手向かわないで、陰で悪口をいうこと。「少数の反主流派が—する」
とお‐まき【遠巻(き)】
接近しないで、遠くの方からとりまくこと。「けんかを—にして見物する」
とお‐まわし【遠回し】
[名・形動]直接的な表現を避けて、それとなく言うこと。また、そのさま。「—に注意する」
とお‐まわり【遠回り】
[名・形動](スル) 1 遠い道を回って行くこと。まわり道をして行くこと。迂回(うかい)。「—して帰る」 2 かけなくてもいい手数をかけること。また、そのさま。迂遠(うえん)。「—な方法」