カーンヘリー‐せっくつ【カーンヘリー石窟】
《Kanheri Caves》インド西部、マハラシュトラ州にある仏教の石窟寺院群。州都ムンバイの北約40キロメートル、サンジャイガンジー国立公園内の岩山に位置し、紀元前1世紀以降に造られた100...
がっしょう‐どぐう【合掌土偶】
縄文時代の土偶。青森県八戸市の新井田川右岸に位置する風張(かざはり)遺跡の、縄文時代後期後半の竪穴住居跡から完全形で出土した。座った状態で両腕を膝の上に置き、両手の指を胸の前で組んだ人物像。平成...
ガフサ【Gafsa】
チュニジア中西部の都市。19世紀末より燐鉱石を産し、鉄道輸送の拠点として発展。周辺の農産物の集散地。古くは旧石器時代のカプサ文化の遺跡があるほか、古代ローマ時代の浴場や東ローマ帝国時代の砦などが...
ガムジグラード【Gamzigrad】
セルビア東部の都市ザイェチャル近郊にある村。古代ローマ時代の遺跡ロムリアーナがあり、2007年に世界遺産(文化遺産)に登録された。
ガムラ‐ウプサラ【Gamla Uppsala】
スウェーデン南東部の都市ウプサラ北郊にある遺跡。5世紀から6世紀にかけてスウェーデン王が居住した政治と宗教の中心地とされ、王、子、孫の3代が眠ると伝えられる三つの連続した墳丘がある。
ガララス‐れいはいどう【ガララス礼拝堂】
《Gallarus Oratory》アイルランド南西部、大西洋に向かって突き出たディングル半島の西部にある石積みの礼拝堂。初期キリスト教時代の遺跡の一。6世紀から9世紀、もしくは12世紀頃のもの...
ガルニ‐しんでん【ガルニ神殿】
《Garni》アルメニア中部の町ガルニにある遺跡。首都エレバンの南東約30キロメートルに位置する。紀元前3世紀に要塞が築かれ、紀元1世紀にアルメニア王ミトリダテスの離宮が置かれた。現在見られる神...
きたきゅうしゅう‐こくていこうえん【北九州国定公園】
福岡県北東部の自然・山岳を中心とする国定公園。福智(ふくち)・企救(きく)・貫(ぬき)の山地を含む。貫山地にあるカルスト台地の平尾台をはじめとして自然景観にすぐれ、遺跡・史跡も多い。
キティオン【Kition】
キプロスの都市ラルナカの古代名。またはラルナカ市街にある古代遺跡。紀元前13世紀にアカイア人が築いた町に起源する。前9世紀から前4世紀にかけてフェニキア人支配の下で栄え、現在も神殿や町の外壁が残...
きねん‐ぶつ【記念物】
1 記念の品物。 2 文化財保護法上の文化財の一。遺跡・名勝地・動植物および地質鉱物で学術・歴史・芸術上価値の高いもの。