すんぜん‐しゃくま【寸善尺魔】
小さな善と大きな魔。世の中には、よいことはほんの少ししかなく、悪いことのほうがずっと多いこと。また、よいことが少しあっても、悪いことに邪魔されること。
たち‐はだか・る【立ちはだかる】
[動ラ五(四)] 1 手足を広げて、行く手をさえぎるように立つ。立ちふさがって、さえぎる。「出口に—・る」 2 大きな障害が行く手にあって邪魔をする。「険しい山が前方に—・る」「将来に—・る大きな壁」
たび‐たび【度度】
[副]何度も繰り返し行われるさま。いくども。しばしば。「—注意したが聞き入れない」「—の不始末をわびる」 [用法]たびたび・しばしば——「たびたび(しばしば)事故の起こる交差点」など、同じ事が繰...
たる‐ひろい【樽拾ひ】
酒屋が得意先の空き樽を集めて歩くこと。また、その仕事をする小僧。「—あやうい恋の邪魔をする」〈柳多留・初〉
ちょこ‐ざい【猪口才】
[名・形動]小生意気なこと。こざかしいこと。また、そのさまや、そのような人。「我(ひと)の仕事に邪魔を入れる—な死節野郎」〈露伴・五重塔〉 [補説]「猪口」は当て字。
ちょっこり
[副] 1 ちょっと。ちょっくら。少しだけ。「風呂敷包み—と、似合はぬ風の旅姿」〈浄・和田合戦〉 2 こぢんまりとまとまっているさま。ちんまり。「何と—と、何処に置いても邪魔にならぬよい女房であ...
ねむら・せる【眠らせる/睡らせる】
[動サ下一][文]ねむら・す[サ下二] 1 眠りにつかせる。眠るようにする。「子守り歌をうたって—・せる」 2 殺すことを俗にいう語。「邪魔者は—・せよう」
のぞ・く【除く】
[動カ五(四)] 1 取ってなくする。取りのける。除去する。「障害を—・く」「不良品を—・く」「花壇の雑草を—・く」 2 その範囲に加えないようにする。除外する。「未経験者は—・く」「母を—・い...
はら・う【払う】
[動ワ五(ハ四)] 1 本体にとって邪魔・不要・無益なものなどを、手や道具を用いて取り除く。除去する。「杉の下枝を—・う」「すすを—・う」「クモの巣を—・う」 2 わきへ追いのける。「手でハエを...
はんしょく‐かんしょう【繁殖干渉】
ある生物種の繁殖が近縁種に邪魔されること。雑種形成や結実率の低下により、邪魔された種が減少する。ある害虫のオスを人為的に不妊にして放虫し、防除する手法に適用されている。サテュロス効果。性的競争。