どく‐が【毒牙】
1 毒蛇などの、毒液を出す牙(きば)。 2 邪悪なたくらみ。あくどい手段。毒手(どくしゅ)。「悪徳業者の—にかかる」
なつ‐かぜ【夏風邪】
夏にひく風邪。夏の風邪。
ななくさ‐づめ【七種爪】
正月7日に、邪気を払うとして、7種の菜をゆでた汁に指先を浸したりしたあとに爪を切ること。七日爪。薺爪(なずなづめ)。《季 新年》
ななつ‐の‐たいざい【七つの大罪】
キリスト教で、人を死に至らしめる七つの欲望。傲慢(ごうまん)・貪欲(どんよく)・邪淫(じゃいん)・憤怒(ふんぬ)・貪食(どんしょく)・嫉妬(しっと)・怠惰(たいだ)。 [補説]作品名別項。→七つの大罪
ななつのたいざい【七つの大罪】
《原題、(オランダ)Zeven Hoofdzonden》ボッシュの絵画。板に油彩。縦120センチ、横150センチ。ひとつの大円と四つの小円からなり、中央の大円に戒めるべき憤怒・嫉妬・貪欲・大食・...
名(な)を正(ただ)・す
1 《「論語」子路から》君臣・父子などの名分を正す。 2 正邪の判断を下す。「うき世をば今ぞ別るるとどまらむ名をばただすの神にまかせて」〈源・須磨〉
何(なん)でもな・い
取り立てて問題にするほどではない。たいしたことはない。「風邪ぐらい—・い」「—・い言葉に腹を立てる」
にくづき‐の‐めん【肉付きの面】
越前の吉崎観音の霊験物語。邪悪な姑(しゅうとめ)が鬼女の面をかぶって嫁を脅すと、その面が顔に食いついて外れなくなるというもの。
ねい【佞】
[音]ネイ(漢) 1 口先がうまい。心がねじけている。「佞奸(ねいかん)・佞言・佞臣・佞人/奸佞・邪佞」 2 人あたりがよい。才がある。「不佞」 [補説]「侫」は俗字。
ね‐こ・む【寝込む】
[動マ五(四)] 1 ぐっすりと寝入る。熟睡する。「—・んでいて地震に気がつかない」 2 病気で床につく。「風邪で—・む」