じ‐ろう【侍郎】
古代中国の官名。秦・漢代には宮門の守衛をつかさどる職。唐代では中書省・門下省の長官。その後は、六部の次官の称。
じ‐ろう【次郎/二郎】
1 2番目に生まれた男の子。次男。また、次男の名に用いる。 2 男女を問わず、2番目の子。「—の女子(むすめ)は大和の人の(つまどひ)に迎へられて」〈読・雨月・蛇性の婬〉
じんまく‐きゅうごろう【陣幕久五郎】
[1829〜1903]幕末の力士。第12代横綱。出雲(いずも)の人。本名、石倉槙太郎。幕内19場所中87勝5敗で「負けず屋」といわれた。→第11代横綱不知火(しらぬい) →第13代横綱鬼面山(き...
すがたさんしろう【姿三四郎】
富田常雄の長編小説。昭和17年(1942)刊行。講道館の四天王の一人、西郷四郎がモデルとされる、天才柔道家姿三四郎の成長を描く。黒沢明監督、岡本喜八監督が映画化しているほか、テレビドラマなど多数...
すけしろう【助四郎】
江戸後期、上方の人形浄瑠璃社会で、悪い、醜い、へただ、などの意を表した語。→助右衛門(すけえもん)
すずき‐そうたろう【鈴木惣太郎】
[1890〜1982]野球評論家。群馬の生まれ。米コロンビア大学に留学し、帰国後米国の野球を日本に紹介。昭和6年(1931)と9年にメジャーリーグ選抜チームを招聘(しょうへい)するなど、日米交流...
せいじゅうろう【清十郎】
⇒お夏(なつ)清十郎
せきね‐きんじろう【関根金次郎】
[1868〜1946]将棋棋士。13世名人。千葉の生まれ。10世名人伊藤宗印に入門。江戸初期からの世襲制名人位を返上、実力名人位への橋渡しをした。
せきはい‐ろう【夕拝郎】
⇒夕郎(せきろう)
せき‐ろう【夕郎】
蔵人(くろうど)の唐名。夕拝郎(せきはいろう)。