ぬま‐たろう【沼太郎】
1 スッポンの別名。 2 ヒシクイの別名。
ぬれがみ‐ちょうごろう【濡髪長五郎】
浄瑠璃「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」の主人公の一人。大坂相撲の人気力士。義理ある人を助けるため侍を殺し、逃亡の果て、生母に一目逢おうと八幡の親里に現れる。
ねむりきょうしろう【眠狂四郎】
柴田錬三郎による剣豪小説のシリーズ名、および同小説シリーズの作品を原作とする映画やドラマのシリーズ名。またその主人公で、必殺剣術「円月殺法」を使う剣士。小説「眠狂四郎無頼控」で初登場。映像化作品...
のぐち‐じろう【野口二郎】
[1920〜2007]プロ野球選手。愛知の生まれ。昭和14年(1939)東京セネタースに入団。1年目から33勝をあげ、4年目には40勝を記録。延長28回を一人で投げ抜くなど「鉄腕」の異名をとった。
はくすい‐ろう【白水郎】
《「白水」は中国の地名。水にもぐることのじょうずな者がいたというところから》漁師。海人(あま)。
はくめん‐ろう【白面郎】
年が若く、経験に乏しい男。「温(おん)が、二人の—に侮られるのを見て」〈鴎外・魚玄機〉
はし‐じょろう【端女郎】
江戸初期、階級が最下級の遊女。見世女郎。局(つぼね)女郎。「—は鹿恋(かこひ)より下、見世女郎と言ふなり」〈浮・御前義経記・一〉
はっせん‐じろう【八専次郎】
八専の第2日。→彼岸太郎(ひがんたろう)八専次郎土用三郎(どようさぶろう)寒四郎(かんしろう)
はっせん‐たろう【八専太郎】
八専の第1日。この日が晴天なら八専中は雨がち、雨天なら晴天が多いという。
はっつけ‐やろう【磔野郎】
はりつけにされるべき者。人をののしっていう語。「いまいましい、—なんど」〈根無草〉