さかなやそうごろう【魚屋宗五郎】
歌舞伎狂言「新皿屋舗月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)」の通称。
さくらい‐やいちろう【桜井弥一郎】
[1883〜1958]野球選手・指導者。長野の生まれ。慶大野球部の二塁手・投手として活躍。明治36年(1903)初の早慶戦で勝利投手となる。のち三田倶楽部(クラブ)の会長となり、実業団野球の選手...
さたろう【佐太郎】
《堺の豪家佐太郎が、参勤途上の紀州侯の家臣たちを冷や飯でもてなし、飯野(いいの)の姓を許されたという故事から》冷や飯。残飯。「—を年中食て居候」〈柳多留・七九〉
さぶ‐ろう【三郎】
3番目に生まれた男の子。三男。
さわやなぎ‐まさたろう【沢柳政太郎】
[1865〜1927]教育家。長野の生まれ。貴族院議員。文部次官を経て、東北大・京大総長を歴任後、帝国教育会会長となる。大正6年(1917)成城小学校を創設、子供の自発的活動を重んじる新教育運動...
さんくろう【三九郎】
長野県で、どんど焼きに焼く木製の人形。また、どんど焼きのこと。
さんしろう【三四郎】
夏目漱石の小説。明治41年(1908)発表。熊本から上京した大学生小川三四郎の、里見美禰子への淡い恋を描く。
さんたろう【三太郎】
1 「三太(さんた)1」に同じ。 2 「三太2」に同じ。「大馬鹿—」 3 《「迷子の迷子の三太郎やあい」と呼んで捜したところから》迷子。
さんちゃ‐じょろう【散茶女郎】
江戸時代、江戸吉原の遊女の階級の一。太夫・格子女郎の次で、埋め茶女郎の上位。安永(1772〜1781)ごろ、太夫・格子が絶えてからは最上位。のち、呼び出し・昼三(ちゅうさん)・付け回しに分かれた。
しこく‐さぶろう【四国三郎】
四国の吉野川の異称。坂東(ばんどう)太郎(利根川)・筑紫(つくし)二郎(筑後川)に対していう。