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辞書
いちかた‐りゅう【一方流/都方流】
平曲の流派の一。鎌倉末期の如一(にょいち)を祖として、その弟子明石覚一が確立。この系統の者は、その名に一・都・市などの字を用いる。→八坂流
みやこかた‐ひと【都方人】
都の方の人。都に住んでいる人。みやこびと。「去年(こぞ)の秋相見しまにま今日(けふ)見れば面(おも)やめづらし—」〈万・四一一七〉
みやこ‐がた【都方】
都の方角。特に、京都の方。「これは—より出でたる僧にて候」〈謡・八島〉
みやこ‐べ【都辺/都方】
都の方向。都のあたり。「—に立つ日近付く飽くまでに相見て行かな恋ふる日多けむ」〈万・三九九九〉
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