さんせい‐さんかぶつ【酸性酸化物】
酸性を示す酸化物。酸化物のうち、水と反応してオキソ酸となり、塩基と反応して塩をつくるもの。二酸化硫黄・二酸化窒素・二酸化炭素など。
さんせい‐し【酸性紙】
にじみ止めに硫酸アルミニウムなどを用いて製した紙。硫酸アルミニウムが繊維を徐々に加水分解するため長期の保存に耐えない。
さんせい‐しょくひん【酸性食品】
食品を燃焼して得た灰の成分中に燐(りん)・硫黄・塩素などの酸性を示す元素を多く含むもの。魚・肉・豆・穀類・卵黄など。
さんせい‐しょくぶつ【酸性植物】
泥炭地・湿原、酸性に傾いた畑地などの酸性土壌によく生育する植物。ミズゴケ・アシ・スゲ・スギナなど。
さんせい‐ショック【酸性ショック】
⇒アシッドショック
さんせい‐せいこうほう【酸性製鋼法】
珪酸(けいさん)・石英などの酸性の耐火材を用いた製鋼法。
さんせい‐せん【酸性泉】
泉質の一。硫酸・塩酸など遊離の酸を多量に含み、酸性を呈する鉱泉。殺菌力が高く皮膚疾患などに効く。草津温泉・那須温泉など。
さんせい‐せんりょう【酸性染料】
色素の分子中にスルホン酸基・カルボキシル基などの酸性の基をもつ水溶性染料。羊毛・絹・ナイロンなどのたんぱく質系の繊維や皮革・紙・インク・食用色素などに広く使用。
さんせい‐たんさんえん【酸性炭酸塩】
⇒炭酸水素塩
さんせい‐たんさんナトリウム【酸性炭酸ナトリウム】
⇒炭酸水素ナトリウム