さい‐ゆう【采邑】
領地。知行所(ちぎょうしょ)。采地。
さいらんいげん【采覧異言】
世界地誌。5巻。新井白石著。正徳3年(1713)成立。イタリアの宣教師シドッチへの尋問や、オランダ人からの聴取をもとに、中国の地理書を参照して著したもので、地理・風俗・産物・政治など海外事情を詳...
さい‐ろく【才六/采六/賽六】
1 若者を卑しめていう語。丁稚(でっち)。小僧。〈俚言集覧〉 2 人をののしっていう語。特に、江戸の者が上方の者をののしっていう。ぜえろく。「ヤレヤレ世話のやけた—どもだ」〈滑・早変胸機関〉 [...
采(さい)を採(と)・る
指揮をする。采配をとる。
ざい‐ふり【采振り】
1 采配を振る人。指図する人。 2 「采振木(ざいふりぼく)」の略。
ざいふり‐ぼく【采振木】
バラ科の落葉小高木。本州中部以西の山地に生え、高さ3〜5メートル。葉は楕円形で長い柄をもつ。春、枝の先に白い5弁花を密につける。名は花の集まりが采配に見えることに由来。四手桜(しでざくら)。四手柳。