つう‐しゃく【通釈】
[名](スル)文章全体にわたって解釈すること。また、その解釈。通解。「徒然草全段を—する」
つじ‐こうしゃく【辻講釈】
《「つじごうしゃく」とも》道ばたで軍談や講談を語り、往来の聴衆から銭をもらうこと。また、その人。大道講釈。
てん‐たいしゃく【天帝釈】
「帝釈天(たいしゃくてん)」に同じ。
とうしせんひょうしゃく【唐詩選評釈】
中国、明代の詩集「唐詩選」の評釈書。李攀竜(りはんりょう)による原著を森槐南(もりかいなん)が評釈したもの。明治25年(1892)から明治30年(1897)にかけて全6冊を刊行。
どう‐しゃく【道釈】
道教と仏教。
なぎなた‐あしらい【長刀会釈】
なぎなたで相手をあしらうように、相手に適当に応対すること。「途絶えつつ訪ふを—に/重頼」〈犬子集〉
にほんしょきつうしゃく【日本書紀通釈】
日本書紀の注釈書。70巻。飯田武郷著。明治32年(1899)成立。同35〜42年刊。江戸時代の諸注釈の説を集成したもの。
はいぶつ‐きしゃく【廃仏毀釈】
《仏教を廃し釈迦(しゃか)の教えを棄却する意》明治政府の神道国教化政策に基づいて起こった仏教の排斥運動。明治元年(1868)神仏分離令発布とともに、仏堂・仏像・仏具・経巻などに対する破壊が各地で...
はんかいしゃく【反解釈】
《原題、Against Interpretation》米国の批評家ソンタグの処女評論集。1966年刊。
はんたい‐かいしゃく【反対解釈】
ある事項について法律の規定があるとき、それ以外の事項については、その規定は適用されないと解釈すること。例えば車馬の通行を禁止するという規定で、人は通行してもよいと解釈する場合など。⇔類推解釈。