ひこ‐つか・せる
[動サ下一][文]ひこつか・す[サ下二]「ひこつかす」に同じ。「秘密の匂いに鼻を—・せている事実は」〈里見弴・多情仏心〉
ひさ‐かた【久方/久堅】
《枕詞「久方の」がかかるところから》天・空・月などのこと。「—の中に生ひたる里なれば光をのみぞ頼むべらなる」〈古今・雑下〉
ひざ‐なおし【膝直し】
婚礼後の新婦の里帰り。また、その時に行われる宴。
ひし‐かくし【秘し隠し】
秘めて隠すこと。ひたすら隠すこと。「今日が日まで—にかくされていたと云う表面の事実には」〈里見弴・多情仏心〉
ひたちおおた【常陸太田】
茨城県北部の市。中世は佐竹氏の城下町。近世は徳川水戸藩領となり、徳川光圀(とくがわみつくに)の西山荘など旧跡が残る。稲作やブドウ・ナシ栽培が盛ん。平成16年(2004)12月に金砂郷(かなさごう...
ひだきそがわ‐こくていこうえん【飛騨木曽川国定公園】
岐阜県と愛知県にまたがり、飛騨川・木曽川を中心とする国定公園。下呂(げろ)温泉・中山七里・日本ライン・犬山城・明治村などがある。
ひっ‐そく【逼塞】
[名](スル)《せまりふさがる意》 1 落ちぶれて世間から隠れ、ひっそり暮らすこと。「郷里に—する」 2 江戸時代の武士や僧侶に科された刑罰の一。門を閉ざして昼間の出入りを許さないもの。閉門より...
ひと‐がえし【人返し】
1 領民の他領への移住を防ぐため、勝手に移住した者を領主間の交渉により召還したこと。 2 江戸時代、江戸・大坂・京都などの大都市に集中した人々を帰郷させたこと。特に、寛政の改革・天保の改革では、...
ひと‐がた【人形】
《「ひとかた」とも》 1 人の形。 2 「形代(かたしろ)1」に同じ。 3 人の姿をかたどったもの。にんぎょう。「かの山里のわたりに、わざと寺などはなくとも、昔覚ゆる—をも作り」〈源・宿木〉 4...
ひとつ‐や【一つ家】
1 同じ一つの家。「—に寝泊まりする」 2 人里はなれた所に1軒だけある家。一軒家。