ぶんけ【分家】
伊藤左千夫による自伝的小説。著者唯一の長編小説で、明治44年(1911)3〜7月に正編、明治45年(1912)3〜7月に続編を、いずれも「東京日日新聞」に連載。九十九里の農村を舞台に、農家の次男...
ぶん‐こつ【分骨】
[名](スル)遺骨を2か所以上に分けて葬ること。また、その骨。「郷里に—する」
へいあん‐きょう【平安京】
桓武天皇の延暦13年(794)から明治2年(1869)東京遷都までの帝都。現在の京都市の中央部。東西約4.5キロ、南北約5.3キロ。中央を南北に走る朱雀大路(すざくおおじ)によって左京・右京に二...
へいい‐はぼう【弊衣破帽】
ぼろぼろの衣服と破れた帽子。特に、旧制高等学校の生徒の間に流行した蛮カラな服装。「第一高等学校に、—の豪放ぶりや」〈里見弴・安城家の兄弟〉
へば・る
[動ラ五(四)] 1 へとへとになる。疲れはてる。へたばる。「暑さで—・る」「強行軍で—・ってしまう」 2 ぴったりとくっつく。また、引っぱられるようにくっつく。「垂れた乳房を絹寒冷紗のゆかたの...
ペスト‐きん【ペスト菌】
ペストの原因となる細菌。グラム陰性の桿菌(かんきん)。1894年にフランスの細菌学者エルサン(A.Yersin)および北里柴三郎がほぼ同時に発見。
ほいく‐ママ【保育ママ】
就労・病気等のため日中に家庭で子を保育できない保護者に代わって自身の居宅等で保育を行う人。児童福祉法では家庭的保育者と呼び、区市町村が認定する。自治体によって家庭福祉員・昼間里親などの呼称も用い...
ほう【鵬】
想像上の大鳥。翼の長さ3000里、一度はばたけば9万里を飛ぶという。おおとり。
ほう‐てい【鵬程】
《鵬(おおとり)の飛んでいく道のりの意から》遠いはるかな道のり。「蒸気船に身を託して、万里の—を渡らんには」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
ほう‐ふつ【髣髴/彷彿】
[名](スル) 1 ありありと想像すること。よく似ているものを見て、そのものを思い浮かべること。「往時を—させる」「ミイラに因って埃及(エジプト)人を—する」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 ぼん...