せつぞく‐すいいき【接続水域】
自国の領海に接続する一定範囲の公海の水域。沿岸国は通関・財政・出入国管理などに関して一定の権限を行使することが認められる。 [補説]国連海洋法条約により領海の基線から24海里(約44キロメートル...
せ‐な【夫な/兄な】
《「な」は接尾語》女性が、夫・恋人または兄弟など親しい男性をいう語。「ま遠くの野にも逢はなむ心なく里のみ中に逢へる—かも」〈万・三四六三〉
せん【千】
[音]セン(呉)(漢) [訓]ち [学習漢字]1年 〈セン〉 1 数の名。百の十倍。「千人・千両箱/数千・一騎当千・海千山千(うみせんやません)」 2 数の多いこと。「千言・千秋・千客万来・千...
せん‐えい【繊翳】
わずかなかげり。わずかのくもり。「時に天月明浄、都を—なく江山千里掌中に落つ」〈東海散士・佳人之奇遇〉
せんえん‐けん【千円券】
1 日本銀行券の一。額面は千円で、昭和20年(1945)8月17日発行開始。令和6年(2024)7月3日より現在の図柄となり、表面に北里柴三郎の肖像、裏面に葛飾北斎の「富嶽三十六景(神奈川沖浪裏...
せん‐じゅう【先住】
1 その場所に先に住んでいたこと。また、その人。「—者」 2 先代の住職。「—が一向お構いなさらんお方だったので」〈里見弴・多情仏心〉
せん‐じょう【僭上】
[名・形動]《古くは「せんしょう」とも》 1 身分を越えて出過ぎた行いをすること。また、そのさま。「—な振る舞い」 2 分を過ぎたぜいたくをすること。また、そのさま。「堅儀な旧家程衣食住の奢りを...
せんせい【陝西】
中国中部の省。省都、西安。戦国時代の秦の地。東は黄河に接し、北には万里の長城、南には秦嶺山脈があり、西には黄土高原。渭水(いすい)盆地では小麦・綿の栽培が盛ん。北部には中国革命の中心地、延安があ...
せんだい‐へいや【川内平野】
鹿児島県北西部、川内川下流域に広がる沖積平野。比較的低い山地で囲まれた低平地で、周辺の山麓にはシラス台地が発達している。薩摩(さつま)川内市を中心に盆地状を示す。低平地には水田地帯が広く分布する...
せん‐だつ【蝉脱】
[名](スル)《「蝉蛻(せんぜい)」の「蛻」を「脱」に誤った語か》「蝉蛻(せんぜい)2」に同じ。「今までの生活からすっぽり—して了おうと」〈里見弴・善心悪心〉