じゅう‐ほう【重砲】
口径の大きい大砲。強力な砲弾の威力をもち、長距離の射撃が可能。⇔軽砲。
重宝(じゅうほう)を懐(いだ)く者(もの)は夜行(やこう)せず
《「戦国策」秦策から》貴重な品物を持っている者は夜歩いてはいけない。大きな目的を抱く者は、その身を大切にすべきであるというたとえ。
じゅう‐ぼいん【重母音】
⇒二重(にじゅう)母音
じゅう‐ぼん【重犯】
「じゅうはん(重犯)」に同じ。「コレマタ—ナレバ、ナゼニ逃ガサウゾ」〈天草本伊曽保・狼と羊の譬〉
じゅう‐むきけい【重無期刑】
仮釈放を認めない無期刑。受刑者は死亡するまで刑事施設に収容され続ける。
じゅう‐ぶつ【重物】
⇒じゅうもつ(重物)
じゅう‐もつ【重物】
貴重な品物。大切な物品。
じゅう‐やく【重厄】
1 重大な災厄の起きるおそれ。 2 重い厄年。陰陽道などで大厄にあたる年まわり。
じゅう‐やく【重役】
1 責任の重い役目・役職。大役(たいやく)。「—を仰せつかる」 2 株式会社の取締役・監査役など役員の総称。「—会議」 3 徳川幕府や諸大名家の重要な役。老中・若年寄・家老など。
じゅう‐やく【重訳】
[名](スル)原語から直接に翻訳するのでなく、一度他の外国語に翻訳されたものを通して翻訳すること。また、その翻訳したもの。ちょうやく。「グリム童話を英語訳から—する」