さいけん‐げんさき【債券現先】
現先取引のうち、債券を対象にした取引のこと。一定期間後に買い戻すことを条件に手持ちの債券を売り、短期の資金を調達することを「売り現先」、一定期間後に売り戻すことを条件に債券を買い、その間の金利を...
さいてき‐かんり【最適管理】
計量経済モデルを用いて社会的損失を最小限に抑えようとする、金融政策の運営方法。インフレ率の目標からの乖離と失業率の自然失業率からの乖離を最小化するように、政策金利を決定する。米国の経済学者ジャネ...
さげ‐どまり【下げ止まり】
[名](スル)相場や価格などの下落が止まること。「短期金利の—」⇔高止まり。
さしね‐オペレーション【指(し)値オペレーション】
日本銀行が、指定する利回りで国債を買い入れる手法。金利の急上昇を防ぐため平成28年(2016)から導入された。指し値オペ。
サブプライム‐ローン【subprime loan】
《subprimeは優良顧客(prime)層よりも信用力が低い、の意》米国の金融機関が信用力の低い人に貸し出す住宅ローン。住宅に限らず、自動車ローンなどを含んでいう場合もある。サブプライムモーゲ...
サラ‐きん【サラ金】
《「サラリーマン金融」の略》サラリーマン・主婦などの消費者個人を対象に、貸金業者が融資をする高金利の小口金融。また、その業者。
ざんかせっていがた‐ローン【残価設定型ローン】
自動車ローンの一種。一定期間(3〜5年)後の下取り予定価格を残価として設定し、車両価格から残価を据え置いた残りの金額を分割払いにする。残価分がローン対象額に含まれないため毎月の返済額を低く抑える...
しきん‐りえき【資金利益】
銀行業における収益の一つで、貸付利息や有価証券利息など資金運用で得た収益から預金利息など資金調達費用を差し引いたもの。
しくみ‐よきん【仕組(み)預金】
先物外国為替取引・デリバティブ取引などと預金を組み合わせた商品。高金利で元本を保証するが中途解約はできない。満期日は銀行が指定する。
しさん‐けいざい【資産経済】
実体経済から派生した金利や、金融取引・信用取引・オプション取引など、資産の移動自体がもたらす利益の総体。金融経済。