じかんじく‐せいさく【時間軸政策】
ある方針を時間を限定して、または、ある条件が整うまでと限定して実施する政策。特に、金融政策で、中央銀行がゼロ金利を将来にわたって維持すると公約して実施する政策をいう。金融緩和の一層の効率化をねら...
じぎょうしゃ‐きんゆう【事業者金融】
個人商店や中小企業の経営者を対象に、短期かつ比較的高い金利で事業資金を貸し付けること。担保・連帯保証人ともに不要である場合が多い。商工ローン。ビジネスローン。→消費者金融
じっこう‐きんり【実効金利】
金融機関から借り入れを行う際に歩積み預金や両建て預金といった拘束性預金をさせられた場合、借り手が実際に負担する実質的な金利。表面金利に比べ、借入金利よりも預金金利のほうが水準が低いために高くなる...
ジャパン‐プレミアム【Japan premium】
日本の金融機関が海外で資金調達を行う際に、海外の金融機関よりも高く要求される割り増し金利。
じゅうたくきんゆうしえん‐きこう【住宅金融支援機構】
住宅金融市場における安定的な資金供給を支援し、住生活向上への貢献をめざす独立行政法人。国土交通省と財務省が所管する。民間金融機関による長期・固定金利の住宅ローンの供給を支援する証券化支援業務、民...
じゅん‐ざや【順鞘】
1 株式相場で、当然高くてよい銘柄が高く、当然安くてよい銘柄が安いこと。⇔逆鞘。 2 市中銀行の貸出金利が中央銀行の基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)を上回った場合、およびその差。⇔逆鞘。...
じょうげん‐きんり【上限金利】
法律で定められた金利の上限。 [補説]平成18年(2006)に貸金業法等が改正され、平成22年6月に完全施行される以前、貸金業者は出資法の旧上限金利(年29.2パーセント)と利息制限法の上限金利...
ステルス‐テーパリング【stealth tapering】
中央銀行が、密かに量的金融緩和を縮小(テーパリング)すること。 [補説]平成28年(2016)9月に日本銀行が金融緩和の目標を資金供給量から金利に変更し、長期国債の買い入れ額が減額される可能性が...
スプレッド‐ローン【spread loan】
銀行が市場性資金を元手に少しでも多くの利ざやを稼ぐため、調達コストに利ざや分を上乗せして貸す短期融資。市場金利の変動によるリスクも回避できる。スプレッド貸し。
スワップ‐とりひき【スワップ取引】
1 当事者間で取り決めた条件に基づいて、将来の一定期間に決められた回数だけ、現在価値が等しいキャッシュフローを交換する取引。デリバティブ取引の一つ。金利スワップ・通貨スワップ・エクイティースワッ...