フェルミ‐しゅくたい【フェルミ縮退】
フェルミ粒子の系が最低のエネルギー状態で示す縮退。電子などのフェルミ粒子はパウリの原理により、2個以上の粒子が一つのエネルギーおよびスピンの状態を占めることができない。したがって、その系を構成す...
フォア‐ナイン【four nines】
《99.99パーセントの意》混じりけのほとんどないこと。貴金属などの純度が極めて高いこと。また、そのもの。
フォトダイオード【photodiode】
pn接合、または金属と半導体とを接触させたダイオードで、接合部に光を照射すると起電力を発生するもの。
フォノン【phonon】
固体における原子振動を量子化することによって現れるエネルギー量子。比熱や熱伝導はフォノン間の相互作用として、金属の電気抵抗や低温での超伝導はフォノンと電子との相互作用として説明される。音響量子。音子。
ふき‐かえ【吹(き)替え】
1 貨幣や金属器具などを鋳なおすこと。改鋳。 2 歌舞伎の早替わりなどで、両役が同時に舞台に出るとき、一方をその俳優に似せた他の俳優が演ずること。また、その身代わりの俳優。 3 映画やテレビなど...
ふき‐かえ・す【吹(き)返す】
[動サ五(四)] 1 風などが吹いて、物を裏返しにする。「枯れ葉を—・す」 2 風が吹いてもとの所・状態に戻す。吹きもどす。「小船が岸辺に—・された」 3 再び呼吸をしはじめる。蘇生する。「息を...
ふき‐か・える【吹(き)替える】
[動ア下一][文]ふきか・ふ[ハ下二] 1 貨幣や金属製品などを鋳なおす。改鋳する。「銭貨を—・える」 2 外国映画・テレビなどのせりふを自国語で吹き込む。「アメリカ映画を日本語に—・える」 3...
ふき‐ば【吹(き)場】
金属を製錬・鋳造する場所。
ふき‐べり【吹き減り】
金属貨幣などを鋳造するとき、量目が減少すること。また、その量目。〈日葡〉
ふく‐さんかぶつ【複酸化物】
2種の金属イオンを含む酸化物からなる高次酸化物。ただし、構造上酸素酸イオンを含まず、2種の金属イオンが等しく配位したものをさす。