きんゆう‐ちょう【金融庁】
内閣府の外局の一。金融に関する制度の企画立案、金融機関の検査、監督、監視を担当する中央行政機関。平成12年(2000)に金融監督庁と大蔵省金融企画局が統合されて発足、翌年内閣府の外局に改組された...
きんゆうちょう‐けんさ【金融庁検査】
金融機関の業務が適切に行われているかを確認するために、金融庁が実施する立入検査。金融検査。
きんゆう‐ちょうせつ【金融調節】
中央銀行が公開市場操作などによって短期金融市場の資金量を調整すること。日本では日本銀行が金融政策決定会合で決めた基本方針を実現するために、短期金融市場で民間金融機関相手に債券や手形を売買して、市...
きんゆう‐とっく【金融特区】
《「金融業務特別地区」の略称》金融規制の緩和、税の減免などの優遇措置によって、金融機関の集中を促進する特別な地区。日本では沖縄県の名護市。
きんゆう‐とり【金融取】
「東京金融取引所」の略称。
きんゆう‐バブル【金融バブル】
多様な金融商品などによって過剰な信用供与が行われたことにより発生したバブル経済。 [補説]1980年代以降、米国の主導により規制緩和による金融の自由化・グローバル化が進み、金融市場の規模が急速に...
きんゆう‐ひきしめ【金融引(き)締め】
景気の過熱やインフレを抑制するために、中央銀行(日本では日本銀行)が基準割引率および基準貸付利率(公定歩合)・預金準備率の引き上げ、売りオペレーションなどによって通貨の供給を抑え、金利水準を高め...
きんゆう‐ひっぱく【金融逼迫】
金融市場で資金の需要が供給を上回り、資金調達が困難になる状態。⇔金融緩和。
きんゆう‐ビッグバン【金融ビッグバン】
金融制度の大規模な改革。英国で1986年に行われた証券市場改革(ビッグバン2)、それに先立って米国で1975年に行われた証券市場改革(メーデー2)、日本で1990年代に行われた金融システム改革(...
きんゆう‐ふあん【金融不安】
景気の後退や金融機関の経営悪化などで、金融市場や金融機関に対する信用度が低下して、経済の先行きに不安を感じること。金融機関の破綻(はたん)、不良債権の増加、株価の下落・低迷、信用逼迫(ひっぱく)...