あ‐れい【亜鈴/唖鈴】
柄の両端に球形のおもりをつけた、鉄製・木製などの体操用具。上下させたり振ったりして筋肉を鍛練する。ダンベル。
えき‐れい【駅鈴】
律令制で、官命によって旅行する者に中央官庁と地方国衙(こくが)から下付した鈴。駅馬の供与を受ける資格を証明し、これを鳴らしながら旅行した。えきろのすず。うまやのすず。
えきろ‐の‐すず【駅路の鈴】
「駅鈴(えきれい)」に同じ。
かぐら‐すず【神楽鈴】
神楽を舞うときに用いる鈴。小さい鈴を12個または15個つないで柄をつけたもの。歌舞伎舞踊の三番叟(さんばそう)などにも用いる。
きん‐れい【金鈴】
1 金製のすず。金色のすず。 2 橘(たちばな)の実のたとえ。「—離離と房なり」〈宴曲集〉 [補説]書名別項。→金鈴
きんれい【金鈴】
九条武子の歌集。大正9年(1920)発表。欧州にいる夫を思う哀切な歌が多い。
ぎん‐れい【銀鈴】
銀製のすず。銀色のすず。
こ‐りん【火鈴】
《唐音》禅寺で、火もとを注意するために振り鳴らす釣鐘形の小さな鈴。
こんごう‐れい【金剛鈴】
金剛杵(しょ)の一端に鈴を取り付けたもの。密教の法具の一。振り鳴らして仏・菩薩(ぼさつ)の注意を喚起し、歓喜させる楽器。鈴(れい)。
ごこ‐れい【五鈷鈴】
金剛鈴(こんごうれい)の一。五鈷杵(ごこしょ)の一方に鈴がついたもの。