てっ‐か【鉄火】
[名] 1 真っ赤に焼けた鉄。やきがね。 2 刀剣と鉄砲。 3 弾丸を発射するときに出る火。銃火。 4 「鉄火巻き」「鉄火丼(どんぶり)」の略。 5 「鉄火打ち」の略。 6 中世の裁判法の一。...
てっか‐うち【鉄火打ち】
ばくちうち。
てっかせっか【鉄火石火】
白柳秀湖の随筆・評論集。明治41年(1908)刊行。
てっか‐どん【鉄火丼】
「てっかどんぶり」の略。
てっか‐どんぶり【鉄火丼】
丼(どんぶり)に入れた酢飯に、ワサビ醤油をつけたマグロの切り身をのせ、もみのりを散らしたもの。鉄火どん。
てっか‐の‐あいだ【鉄火の間】
戦場。修羅場。「—をくぐる」
てっか‐はだ【鉄火肌】
勇敢ではげしい気性。また、その人。多く、女性についていう。伝法肌。「—の女将(おかみ)」
てっか‐ば【鉄火場】
ばくち場。賭場(とば)。
てっか‐まき【鉄火巻(き)】
マグロの赤身におろしワサビを添えたものを芯(しん)にした、細いのり巻きずし。
てっか‐みそ【鉄火味噌】
赤味噌に、いり大豆、ささがきごぼうの油いため、砂糖・みりん・唐辛子などを加えて練ったなめ味噌。