てつ‐びん【鉄瓶】
湯を沸かす、つると注ぎ口のついた鋳鉄製の容器。
てつ‐ぶつ【鉄仏】
鉄を材料として鋳造された仏像。日本では鎌倉・室町時代の遺品が多く、主に中部地方以東の本州にみられる。
てつ‐ぶん【鉄分】
物に含まれる成分としての鉄。かなけ。「—の豊富な食品」
てつ‐ぼう【鉄帽】
鋼鉄製の帽子。鉄兜(てつかぶと)。
てつ‐ぼう【鉄棒】
1 鉄製の棒。かなぼう。 2 2本の柱の間に鉄製の棒を水平に固定した器械運動用の器具。男子体操競技では、高さ2.8メートル。また、それを使って行う体操種目。
てつマンガン‐じゅうせき【鉄マンガン重石】
鉄とマンガンとのタングステン酸塩鉱物。黒色で亜金属光沢があり、もろい。結晶は板状・柱状。単斜晶系。タングステンの重要な鉱石。鉄満重石。
てつ‐みょうばん【鉄明礬】
鉄を含む明礬の総称。アンモニウム鉄明礬・カリウム鉄明礬など。媒染剤や分析試薬などに使用。
てつ‐むじ【鉄無地】
鉄色1色で模様のない織物。「—の羽織」
てつ‐めん【鉄面】
[名・形動] 1 顔面を保護するために用いる、鉄製の面。 2 「鉄面皮(てつめんぴ)」に同じ。「馬鹿に—な野郎だから」〈逍遥・当世書生気質〉
てつ‐めんぴ【鉄面皮】
[名・形動]《鉄でできている面(つら)の皮の意》恥知らずで、厚かましいこと。また、その人や、そのさま。厚顔。「—な(の)男」