げんこう‐ろく【言行録】
ある人物の言行を記録したもの。
げんしろく【言志録】
江戸後期の倫理書。1巻。佐藤一斎著。文政7年(1824)刊。修身・求道を説いた随想246章を収めたもの。
こうぎ‐ろく【講義録】
講義の内容を記録して発行する書物。
こうしんろく【考信録】
中国の古代の史実や伝説を、文献批判の方法で考証した書。36巻。清の崔述(さいじゅつ)撰。1824年刊。
こうしん‐ろく【興信録】
個人や会社などの信用程度を明らかにするため、その財産や営業状況などを調査し記録した書物。
こがひんろく【古画品録】
中国南斉の画家、謝赫(しゃかく)が著した画家品評の書。1巻。現存する中国最古の画論として知られ、序に挙げられた絵画の規範、六法(りくほう)は有名。→六法
こ‐きろく【古記録】
特定の相手なしに書かれた、比較的古い時代の史料となる記録。特に、公私の日記類。→古文書
こくしょそうもくろく【国書総目録】
岩波書店刊行の書籍目録。古代から慶応3年(1867)までに日本人が著述・編纂・翻訳した書籍の所在目録で、岩波書店創業者の岩波茂雄の発案により1930年代に企画され、中断を経ながらも戦後事業再開、...
こくはくろく【告白録】
《原題、(ラテン)Confessiones》アウグスティヌスの著書。13巻。4世紀末〜5世紀初めごろの作。回心に至るまでの半生を、神への告白という形式で回顧。神への賛美が全編を貫く。
ご‐ろく【語録】
1 儒者・禅僧などの学説・教理に関する言葉を記録したもの。「近思録」「伝習録」や「臨済録」「従容録(しょうようろく)」など。 2 広く、偉人・有名人などの言葉・短文を集めたもの。「毛沢東—」