形影(けいえい)相弔(あいとむら)・う
《李密「陳情表」から。自分と自分の影とが互いに哀れみ、慰め合う意》孤独で訪れる人もなく、寂しいさまをいう。「全然(まるっきり)やもめで、実際—・うと云う其の影も」〈鏡花・婦系図〉
けいかんくうてき‐ないしきょうしゅじゅつ【経管腔的内視鏡手術】
口や肛門などの開口部から内視鏡を挿入し、体腔内で診断・処置を行う治療方法。体表面を切開することなく、目的の臓器や組織の生検・切除・摘出・吻合(ふんごう)などを行うことができる。NOTES(ノーテ...
けいこう‐けんびきょう【蛍光顕微鏡】
試料に紫外線などの励起光を照射し、試料が発する蛍光を観察する顕微鏡。医学、生物学の分野で広く用いられ、試料を蛍光色素で染色することにより、特定の部位や細胞などを選択的に観察したり、検査したりできる。
けいひてき‐じんさいせきじゅつ【経皮的腎砕石術】
背中に穴を開けて内視鏡を挿入し、腎臓や尿管にある結石を砕いて取り除く手術。経皮的腎結石砕石術。経皮的腎結石破砕術。経皮的腎尿管結石破砕術。PNL(percutaneous nephrolitho...
ケオプス【CHEOPS】
《characterizing exoplanets satellite》2019年にESA(イーサ)(欧州宇宙機関)が打ち上げた、系外惑星探査に特化した小型の宇宙望遠鏡。すでに系外惑星の存在が...
けが‐にも【怪我にも】
[連語]「怪我(けが)な」に同じ。「那麼(あんな)御気性だから、—仰有(おっしゃ)りはしないけれども」〈鏡花・湯島詣〉
けしかる【怪しかる】
《形容詞「け(怪)し」の連体形》 1 えたいの知れない。異様な。「内にはいつしか—者など住みつきて」〈増鏡・むら時雨〉 2 変わっていておもしろい。「これも—わざかなとて、御衣(おんぞ)脱ぎて被...
気色(けしき)覚(おぼ)・ゆ
1 趣があると感じる。「言葉のほかに、あはれに—・ゆるはなし」〈徒然・一四〉 2 気味悪く感じる。いやな気がする。「かく人がちなるにだに、—・ゆ」〈大鏡・道長上〉
けしき‐だ・つ【気色立つ】
[動タ五(四)] 1 物音や話し声がして活気づく。「むこうで人々の—・つのが聞こえた」〈志賀・和解〉 2 それらしいようすが現れる。きざしが見える。「初時雨いつしかと—・つに」〈源・賢木〉 3 ...
けしょう‐だんす【化粧箪笥】
衣装用の箪笥に鏡台を組み合わせたもの。