なが‐はし【長橋】
1 長い橋。 2 宮中の清涼殿から紫宸殿(ししんでん)に通じる廊下。
なが‐ばおり【長羽織】
1 丈が膝下くらいまでの羽織。本羽織。 2 天明(1781〜1789)ごろに通人が着用した小袖丈に近い長い羽織。
なが‐ばなし【長話】
[名](スル)長い時間話をすること。また、その話。「街頭で立ったまま—する」
なが‐び【長日/永日】
日の出から日没までの時間の長い日。えいじつ。「春の—」
なが‐びつ【長櫃】
1 衣服・調度を入れる形の細長い櫃。棒を通して二人で担ぐ。 2 長方形の炭櫃(すびつ)。長炭櫃(ながすびつ)。
なが‐ぶろ【長風呂】
風呂に入っている時間が長いこと。長湯。「父はいつも—だ」
なが‐ぼう【長棒】
1 長い棒。 2 「長棒駕籠(かご)」の略。
なが‐まくら【長枕】
二人用の長いくくり枕。また、男女が共寝をすること。「男持ったも名ばかりぞ、益もなき—科(とが)はなけれど成敗と」〈浄・蝉丸〉
なが‐み【長身】
刀・槍などの刃・穂の部分の長いこと。また、そのもの。
なが‐みじか【長短】
長いことと短いこと。また、長さがまちまちであること。ちょうたん。「—に挿した線香の細い煙が」〈三重吉・小鳥の巣〉