お【緒】
1 繊維をよった細長い線状のものの総称。糸やひもなど。「堪忍袋の—が切れる」 2 履物につけて足にかけるひも。鼻緒。「下駄(げた)に—をすげる」 3 楽器や弓に張る糸。弦(げん)。「琴の—」 4...
生(お)い先(さき)遠(とお)・し
これから先の人生が長い。「—・き人さへ、かくいささかにても世を思ひ湿り給へれば」〈源・少女〉
おい‐まつ【老い松】
長い年月を経た松。老松(ろうしょう)。 [補説]曲名別項。→老松
おうごん‐ひ【黄金比】
線分を一点で分けるとき、長い部分と短い部分との比が、全体と長い部分との比に等しいような比率。1対1.618をいう。古代ギリシャでの発見以来、人間にとって最も安定し、美しい比率とされ、美術的要素の...
オウムアムア【‘Oumuamua】
《ハワイ語で「最初の使者」の意》2017年、ハワイ大学のマウイ島の天文台で発見された太陽系外から飛来した観測史上初の恒星間天体。長さが400メートル以上ある極端に細長い葉巻型で、岩石質または金属...
おお‐ありくい【大蟻食】
アリクイ科の一種。南アメリカに分布し、体長1〜1.2メートル、尾長65〜90センチ。体色は黒灰色。尾に長い総(ふさ)状の粗毛がある。長い舌でシロアリなどを食べる。
おお‐おとし【大落(と)し】
義太夫節で、最も感動的な場面で用いる長い曲節。主音を繰り返し、登場人物が泣きくずれる場面などを盛り上げる。
おお‐かもめづる【大鴎蔓】
キョウチクトウ科の蔓性(つるせい)の多年草。山地に生え、細い茎で他に絡みつく。葉は細長い三角形。夏、葉のわきに淡い暗紫色の小花を数個ずつつける。
おお‐がさ【大傘/大笠】
柄の長い大きな傘。特に、儀式の際、先行の貴人に後ろからさしかける柄の長い大きな傘。
おおじ‐しぎ【大地鷸】
シギ科の鳥。全長約30センチ。全身が茶色のまだら、くちばしはまっすぐで長い。本州中部以北で繁殖し、冬はオーストラリアまで渡りをする。急降下するときに大きな音をたてるので、かみなりしぎともいう。