し‐じょう【糸状】
糸のように細く長いこと。
沈(しず)む瀬(せ)あれば浮(う)かぶ瀬(せ)あり
長い人生のうちには悪いときもあればよいときもある。悪いことばかりが続くものではないというたとえ。
したがた‐どうぶつ【舌形動物】
動物界の一門。分類上、環形動物と節足動物の中間に位置。脊椎動物に寄生し、体はふつう扁平で細長い。イヌシタムシなど。舌虫(したむし)。ぜっけい動物。
したなが‐あぶみ【舌長鐙】
足を置く部分である舌の長い鐙。⇔舌短鐙(したみじかあぶみ)。
シタール【(ヒンディー)sitār】
北インドの撥弦(はつげん)楽器。胴はカボチャでつくり太く長い棹に7本の主要弦と十数本の共鳴弦とを張り、右手の人さし指につけた義甲で弾奏する。
シターン【cittern】
中世から19世紀にかけて西ヨーロッパで用いられたリュート型撥弦(はつげん)楽器。一般的には洋梨(ようなし)形の扁平な胴と、それと同じかやや長い棹(さお)(フレット付き)から成り、金属弦を張る。
しだれ‐やなぎ【枝垂れ柳】
ヤナギ科の落葉高木。枝は垂れ下がり、細長い葉をつける。雌雄異株。早春、黄緑色の花を穂状につける。日本には古代に中国から渡来。垂楊(すいよう)。糸柳。しだりやなぎ。《季 春》
しち‐みょうねん【七明年】
[形動ナリ]気の長いさま。先の長いさま。「庭に柿の核(さね)を植ゑて、八年したらば孫共に木練(こねり)の取り飽きさすべしと—なる事をたくみ」〈浮・色三味線・三〉
しちり‐ながはま【七里長浜】
青森県、津軽半島西部にある海岸。南北に約30キロメートルの砂浜が続く。背後は屏風山。津軽国定公園に属する。地名の由来は「七里も続く長い砂浜」から。
しっ‐ぽ【尻尾】
《「しりお」の音変化》 1 動物の尾、また、魚の尾びれ。「犬が—を振る」 2 尾に似たもの。また、細長いものの末端。「行列の—に並ぶ」 3 隠していたことやごまかしが現れる端緒。