せいし‐トランスファーきどう【静止トランスファー軌道】
人工衛星を静止軌道にのせる際、一時的に投入される軌道。ロケットを打ち上げて一気に軌道高度が高い静止軌道にのせることは力学的に困難なため、近地点高度が数百キロメートル、遠地点高度が静止軌道と同じ赤...
せかいきょうかい‐うんどう【世界教会運動】
キリスト教諸教派の相互理解と宣教における協力を目的とする全世界的運動。その歴史的背景は長いが、現在は1948年に結成された世界教会協議会(WCC)を中心に推進されている。エキュメニカルムーブメント。
せき‐あ【積痾】
長い間治らないでいる病気。ながわずらい。宿痾。
せきしょく‐わいせい【赤色矮星】
主系列星のうち、質量が小さく暗い赤色の光を放つ恒星。太陽より小さく、核融合に使われる水素の量も少ないが、エネルギー消費がおだやかであるため、活動する期間はきわめて長い。
せき‐たん【石炭】
地中に堆積(たいせき)した過去の植物が、埋没後長い年月の間に分解・炭化した可燃性の岩石。炭化の程度により泥炭・亜炭・褐炭・瀝青(れきせい)炭・無煙炭に分けるが、普通は瀝青炭をさす。色は黒く緻密(...
せき‐ねん【積年】
積もる年月。長い年月。多年。「—の努力が功を奏する」
せき‐へい【積弊】
長い間に積もり重なった弊害。また、積年の疲れ。「—を除去する」
せきほう‐へんい【赤方偏移】
遠ざかっている天体から来る光のスペクトル線の波長が、波長の長いほう、すなわち赤いほうにずれていること。ドップラー効果によって起こり、遠ざかる速度が大きいほど、ずれも大きい。レッドシフト。⇔青方偏移。
せぐろ‐せきれい【背黒鶺鴒】
セキレイ科の鳥。全長21センチくらいで尾が長い。頭から背・胸・尾が黒く、額からまゆと腹は白い。日本でのみ繁殖する留鳥。《季 秋》
セタール【(ペルシア)setār】
イランのリュート型撥弦(はつげん)楽器。金属弦が4本張られている。梨(なし)形の小さな胴には響板が張られ、細長い棹(さお)には可動式フレットが結ばれている。人差し指の爪(つめ)で弾奏する。