じょう‐や【長夜】
⇒ちょうや(長夜)
ちょう‐や【長夜】
《古くは「ぢょうや」とも》 1 秋または冬の長い夜。ながよ。《季 秋》⇔短夜。 2 夜通し。「—の宴」 3 《いつまでも夜が明けないところから》死んで埋葬されること。転じて、死後の世界。 4 仏...
ちょうや‐の‐いん【長夜の飲】
《「韓非子」説林上から》夜通し酒を飲み、夜が明けても明かりをともしたまま酒宴を続けること。長夜の宴。
ちょうや‐の‐しつ【長夜の室】
墓穴。墓。
ちょうや‐の‐ねむり【長夜の眠り】
1 一生を夢のように送ること。長夜の夢。 2 仏語。煩悩(ぼんのう)のため悟りを開くことができず、迷いの苦界を脱することができないこと。長夜の闇(やみ)。
ちょうや‐の‐やみ【長夜の闇】
「長夜の眠り2」に同じ。
長夜(ちょうや)の夢(ゆめ)を覚(さ)ま・す
思いがけない事件などが起こって、平和に慣れきっていた人々を驚かす。
なが‐よ【長夜】
夜の明けるまでが長い夜。特に、秋の夜についていう。夜長。ちょうや。 [補説]作品名別項。→長夜
ながよ【長夜】
女流日本画家、上村松園の作品。明治40年(1907)の第1回文展で3等賞となり脚光を浴びた、初期の代表作。