ちょう‐こう【長講】
1 (チャウカウ) 講演・講釈などを、普通より長い時間にわたってすること。また、その話。「三時間に及ぶ—」「—一席」 2 (チャウコウ) 《「ちょうごう」「ぢょうごう」とも》長い期間、不断に法華...
ちょうこう‐え【長講会】
1 長講の法会(ほうえ)。 2 陰暦6月4日の伝教(でんぎょう)大師最澄の忌日に、比叡山で営む法華経の講論。伝教会。《季 夏》
ちょうこう‐どう【長講堂】
《「ちょうごうどう」とも》京都市下京区にある浄土宗の寺。正称は法華長講弥陀三昧堂。もと後白河法皇が六条の仙洞(せんとう)御所に設けた持仏堂に始まる。六条長講堂。
ちょうこうどう‐りょう【長講堂領】
後白河法皇の持仏堂である長講堂に付属した所領。多いときには荘園100か所以上に及び、法皇の皇女宣陽門院を経て後深草上皇に譲渡され、以後持明院統の経済的基礎となった。