とうろくはんばい‐しゃ【登録販売者】
薬機法で定められた医薬品販売の専門職。一般用医薬品のうち第二類医薬品と第三類医薬品を販売することができる。購入者から相談を受けた場合、適切な情報を提供することが義務付けられている。薬店等で1年以...
とお‐さぶらい【遠侍】
武家の屋敷で、主屋から遠く離れた中門のわきなどに設けられた警護の武士の詰め所。とおさむらい。外侍(そとさぶらい)。→内侍(うちさぶらい)
とお‐そ・く【遠そく】
[動カ四]遠く離れる。遠ざかる。「明日香川川門(かはと)を清み後れ居て恋ふれば都いや—・きぬ」〈万・四二五八〉
とお‐やまざと【遠山里】
遠くの山里。都から遠い山里。「めづらしく今日聞く声をほととぎす—は耳なれぬらむ」〈赤染衛門集〉
とおり‐な【通り名】
1 世間一般に通用している名。通称。 2 一家の主人が先祖から代々受け継いで用いる同一の名。「松右衛門といふ—は養ひ聟に譲りやる」〈浄・盛衰記〉 3 遊女屋で、その家の遊女に代々名乗らせる同一の...
と‐がい【蠹害】
1 虫が物を食って害をなすこと。 2 物事を害すること。また、その者。「これ当家の—、釈門の残賊なるべし」〈太平記・一八〉
ときがにじむあさ【時が滲む朝】
楊逸(ヤンイー)の小説。中国の民主化運動に参加する二人の若者の挫折と青春を、天安門事件から北京オリンピック前夜の時代を背景に描く。平成20年(2008)発表。同年、第139回芥川賞受賞。
とくがく‐かん【督学官】
大正2年(1913)視学官を改称して置かれた教育行政官。専門学務局または普通学務局に所属してその事務をとるとともに、学事の視察・監督を行った。昭和17年(1942)教学官と改称。
とくぎょう‐し【得業士】
旧制の専門学校、特に、医学専門学校の卒業生に与えられた称号。
とくごう‐しょう【得業生】
古代の学制で、明経・紀伝(文章)・明法・算の各道の学生(がくしょう)から成績優秀の者を選んで与えた身分。一定期間の修学後、試験により修了を認定されて、専門の官職に就いた。